「Gods Way」 紀 善久

2023年 3月18日(土)〜 4日2日(日)
12:00-18:30 [22,29 (水) 休廊]

神道(しんどう)の言葉は初め易の観の卦(か)にあらわれた。

日本での初出は日本書紀の用明天皇に神道(かみのみち)とある。

神道を「しんとう」と読むようになったのはいつの頃からは判らない。

古川 督 写真展 「父親たちの肖像」

2023年 2月11日(土)〜 25日(日)
12:00-18:30 [15,12 (水) 休廊]

「展示の10数枚の写真は、私の父 古川竹雄が戦争中に撮影したと思われるものです。私の手元には、1枚づつカットされた6 × 6センチ版のネガとして残って、まあ、あまり価値あるものでも無いだろうと、長い間その存在すらも忘れていたものです。つい最近になって、自分の持っている大量のネガをデジタル化する必要に迫られ、ついでにして見ました。

結果、若い頃の父と、その戦友と思われる方々の姿が生き生きとパソコン画面に表れ、思わず息を呑んでしまいました。
私の知っている父は、病弱でいつも病院のベッドにいる人、であったのです。当たり前のことですが、父にも青春があり、しかもそのほとんどを戦争の中で過ごしていたのかと思うと、戦争を知らない自分としては、いろいろ考えさせられるものがあります。

父は、私が十分に若い頃他界してしまいましたので、これらの写真について説明を受けた事はありません。
が、述べ10年帝国海軍に所属し、陸戦隊にいたこと、「琢磨」と言う巡洋艦に乗っていた事は聞き覚えがあります。
海軍陸戦隊は上海に駐屯していたので、写真の撮影場所は上海、そして琢磨船上と見ていいと思います。

不思議なのは、たかが海軍の一兵卒であるはずの父が、戦地や軍艦の上での写真を残していることです。本人は、ローライとライカを持っていたと言っていて、月夜の晩に甲板で現像したのだそうです。MQ現像液だと問題無いが、PQ現像液だと月の光でカブリが出るなどと、フィルム現像やっていた身には、なかなかリアリティーのある話もしておりました。
帝国海軍って、今イメージする軍隊とは一味違ったものかも知れません。

当初、この写真展の題名を「父の肖像」としようと思っていました。でも、戦友らしい方々もリアル写っているので、この題名の方がふさわしかろうと思い直した次第です。
「父親たちの旭日旗」も考えたのですが、あまりにも映画の題名丸パクリなのでヤメておきました。」